近況報告3

 みなさま、いかがお過ごしでしょうか? しろくまです。

 前回からかなり時間が経ったのですが、近況を報告したいと思います。前回の報告から今回の報告のあいだで暦の上では年を分かつこととなるため、昨年のふり返りと今年の展望も合わせて行います。

(この文章はみなさまへの生存報告と自分に対するふり返りの意図が強いので、私が生きていることが確認できましたら、このウインドウを閉じていただいて構いません)

 

2023年のふり返り

 2023年に起こったことのうち、とりわけ印象深いのは以下の2つです。

 ➀年始と年末の新型コロナウイルス感染(+体調不良)

 ➁『ぐらぐらぐらし』の制作

 ➀にかんしては、年始(2023年1月7日)と年末(2023年12月22日)に新型コロナウイルス感染の診断を受けたため、ひじょうに記憶に残っています。1回目はのどの痛みや咳、発熱などの症状がひどく後遺症も長くつづいたのですが、2回目は1回目と酷似した症状であるものの程度が軽く完治までの時間も短かったです。年始と年末を新型コロナの妖精に乗っ取られていたため、新型コロナの一年と総括することもできそうです。

↑年始(1回目)の感染時のTweet。ちなみに年末(2回目)の感染時には粉雪の降る病院の玄関の外で30分ほど検査結果を待っていたことが思い起こされます。

 ➁にかんしては、2023年2月頃から2023年10月頃までの約9ヶ月のあいだ、取り組みました。あまりに長期にわたってあまりに労力をかけて執筆や編集などに関わったため、楽しいことばかりでなく苦しいこともあったのですが、得がたい経験であったことは確かです。誰かと何かをともにつくるのは難しいですが、楽しいですね(といい感じに終えたつもりになっているが、すると言っていた打ち上げをまだしていないことを私は忘れていない!)。

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 その他、カネコアヤノのライブに初めて行ったり(メジャーなアーティストのライブに行くのはこれが初でした)、財布やイヤホンを落としてしまって、のちに見つかった財布からは8000円が抜かれていたり、高校時代からの友人とほんとうにひさしぶりに再会したりしたことなどが思い起こされます。

 月並みな言い方になりますが、私にとってよいと思えることも悪いと思えることもあった1年ということになりそうです。

 

近況報告(2024年1月1日~2024年1月14日)

 最近の出来事のうち、自分にとっては、

 ➀本の処分

 ➁大学時代の友人と再会

の2つがとりわけ印象的でした。

 ➀は、何としてでも行いたい、強く言えば行わなければならないことでした。現在の私の部屋は本の収容能力の限界を迎えており、こたつを出すことすらできない状態にあったため、チャリボンを利用して段ボール3箱分の本を手放しました。とは言え、換金して寄付に回せない、2010年以前に出版された本やISBNのついていない本がまだ段ボール4箱分はあるので、それを何とかしなければならないのですが……

www.charibon.jp

 ➁は、友人の帰省に合わせての出来事でした。私のようにふだん一人暮らしで親族ともめったに会わない者にとって、年末年始は暦の上での便宜的な区分としか捉えられないところがあります。それでも「年末年始には帰省する」という慣習のおかげで近くに寄った友人から会うお誘いをいただいたので、この慣習には感謝してもよいかもしれないと思いました。

 

2024年の展望

 さて、今年にやりたいことですが、大きく分けて

 ➀引っ越す

 ➁運動をする、栄養を採る

 ③本を読む

の3つになります。

 ➀は、1年ほど前からやりたいやりたいと言いながらやれていなかったことです。バイト先の時給が300円上がって、ひとつの職にとどまり過ぎてしまったのですが、そろそろ辞めたい。というか、辞めよう。どこに引っ越し、どのような形態で住むのかは検討中。

 ➁は、昨年ほとんど運動できておらず、栄養も偏りなく摂取できていなかったことの反省から今年やりたいと思っていることです。そう言えば、ダンベルセットを5、6年くらい前に買ったもののまったく使っていないので、ほしい方いらっしゃれば差し上げます(私はたぶん使わない)。

 ③は、昨年あまりできなかったことです。

 もしテーマごとに読むのであれば、

 ・障害(にかかわるもの)

  安積純子・岡原正幸・尾中文哉・立岩真也『生の技法』

  小松美彦『生権力の歴史』

  飯野由里子・星加良司・西倉実季『「社会」を扱う新たなモード』

  Alison Kafer “Feminist, Queer, Crip”

 ・人種(にかかわるもの)

  フランツ・ファノン『黒い皮膚、白い仮面』

  タナハシ・コーツ『世界と僕のあいだに』

  エリック・ウィリアムズ『資本主義と奴隷制』

  ‘‘How We Get Free: Black Feminism and the Combahee River Collective(現在日本語訳を準備中らしい)

などを読みたいと思っています。

 もし作者別に読むのであれば

  ・シモーヌ・ヴェイユ

  ・W・G・ゼーバルト

の著作を集中的に読みたいと思っています。もし上記の書籍をともに読んでくださる方や読んだよという方がいらっしゃいましたら、よかったらご連絡ください。ともに読んだり、(私が読み終わったあとに)感想を共有できたりするとうれしいです。

 

おわりに

 昨年をふり返り、今年の抱負らしきものを述べてみました。

    昨年から今年にかけて喜ばしい出来事ばかりではなかったのですが、最近髪を切って気分だけは神木隆之介のようにさわやかになった気がします(見た目は丸木戸マキ『ポルノグラファー』『インディゴの気分』『プレイバック』に出てくる木島理生みたいになりましたが)。よろしければ、みなさまの近況もお聞かせください。

 今年もよろしくお願いします!